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本気で集客ブログ
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滋賀県では有効求人倍率が全国平均を上回り、特に建設業・製造業では深刻な人手不足が続いています。
「求人票を出しても応募が来ない」「大手企業に人材を取られてしまう」という声は、滋賀の中小企業の経営者から頻繁に聞かれます。
そんな中で注目されているのが SNSを活用した採用広報 です。
求人媒体やハローワークだけでは伝わらない「会社の雰囲気」や「働く人の魅力」をダイレクトに伝えられるため、若手人材の心を動かす効果があります。
この記事では、滋賀県内で実際にSNSを活用して採用に成功した事例をまとめてご紹介します。
滋賀県甲賀市の測量会社・村上興業は、自社を「日本一フレンドリーな測量屋さん」としてYouTubeを中心に発信しています。
これまで建設業は「きつい・堅い・暗い」といったネガティブなイメージが強く、若手人材の応募が少ないのが課題でした。
しかし、村上興業はSNSで「明るく働く社員の姿」「ユーモアのある現場の雰囲気」を発信することで、従来のイメージを一新。
結果として「動画を見て応募しました」という若手の声が集まり、実際に採用へとつながりました。
SNSを通じて“働く楽しさ”を見せたことが、若手採用成功の決め手になった事例です。
製造業もまた、採用が難しい業種の一つです。
滋賀県の板金加工会社・佐藤医科器械製作所では、自社工場の作業風景や社員インタビューをYouTubeで発信しています。
これにより、応募者が「面接に行く前に会社の雰囲気を知れた」と安心感を持ち、応募につながるケースが増加。
「求人票だけでは不安だったけれど、動画を見て働くイメージが湧いた」という声も聞かれました。
製造業は仕事内容がイメージしにくい分、SNSで「現場を見せる」ことが応募動機を強める大きな要素になっています。
警備業の富綜では、もともと社内研修用に制作した動画をYouTubeで公開。
これが外部からも注目され、「研修制度がしっかりしている会社」という印象を与えました。
結果として、応募者が増えただけでなく、顧客からの問い合わせも増加。
採用と同時に集客効果まで生まれた好例です。
「社内向けコンテンツが採用広報にもなる」というSNSの可能性を証明した事例と言えます。
守山市にあるまちづくり会社では、YouTubeとSNS広告を組み合わせた採用広報に挑戦しました。
特徴的だったのは、募集動画で掲げたキャッチコピー。
「まちづくりしたい人はいらない」
一見すると逆説的ですが、「地域貢献や理想論だけでなく、実際に地元の課題に向き合い、泥臭く行動できる人に来てほしい」という本音をあえて前面に出しました。
この強いメッセージがSNS広告で広く拡散され、結果的に応募が集まり、正社員採用にまでつながりました。
「本当に伝えたいことを隠さず発信する」ことで、ミスマッチを防ぎ、共感する人材を惹きつけた好例です。
しがとせかい株式会社では、立命館大学の学生を対象にインターン募集を行いました。
募集の際に取り入れたのが「SNS運用に関する内容を、対談形式で動画として発信する」という手法です。
一見すると対象は大学限定で狭い範囲でしたが、動画でリアルな対談を公開することで多くの学生の目に届き、結果的に多数の応募が集まりました。
動画を通して「どんな雰囲気で働けるのか」「インターンで何を学べるのか」が分かりやすく伝わったことで、学生の不安を解消し、実際の採用にもつながった成功事例です。
これらの事例から見えてきた成功のポイントは3つです。
滋賀の中小企業にとって、「採用できない」という課題は共通しています。
しかし、SNSを活用して「人」と「雰囲気」を発信すれば、応募数も応募の質も変わります。
実際に建設業・製造業・警備業やサービス業などで成果が出ていることがその証拠です。
しがとせかいは、滋賀に特化したSNS採用支援で、御社の採用広報を伴走します。
「求人票だけでは伝わらない魅力をどう伝えるか?」と悩む経営者の方は、ぜひお気軽にご相談ください。